「鋼の錬金術師の登場人物」の版間の差分
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2016年11月22日 (火) 08:14時点における版
| この「鋼の錬金術師の登場人物」はまだ完結していない作品や番組に関する記事又は節です。ある程度ストーリー・番組内容がまとまってから編集するようにしてください。 | 
鋼の錬金術師の登場人物一覧(はがねのれんきんじゅつしのとうじょうじんぶついちらん)では、漫画作品及びテレビアニメ『鋼の錬金術師』に登場した人物の説明をまとめる。
各主人公に関してはエドワード・エルリック&アルフォンス・エルリックを、作品の主要な人物に関しては関しては鋼の錬金術師の主要な登場人物を、ホムンクルスに関しては鋼の錬金術師に登場するホムンクルス参照。
キャラクターの名前の多くが軍用機戦闘機もしくは兵器関係の名前からとられていると思われる。
アメストリス軍部
大総統府
- キング・ブラッドレイ
 - アメストリス軍の大総統。
 - アメストリス国の最高権力者。原作ではラース、アニメ版ではプライドの表向きの姿。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。ホムンクルスとしての能力は鋼の錬金術師に登場するホムンクルスを参照。
 - レイブン
 - 軍部の中将。
 - 褐色肌に髭面の初老の男。一見豪快でおおらかな性格のようだが、本性は悪人。他の軍幹部同様にホムンクルスに協力している一人。不老不死を望み、自ら進んでホムンクルスに協力していると推測される。グラマン中将とはいくつかの戦場で会い、その能力を高く評価しており、仲間に引き込もうとしたが一蹴された。
 - エルリック兄弟とオリヴィエの罠に簡単にかかって重要な情報を流すなど、脇が甘い面を持ち合わせる。最期は、オリヴィエの部下の命を蔑ろにしたことで彼女に剣で斬られ、その死体もコンクリートの中に埋められた。
 - 名前の由来は、アメリカ空軍の電子戦機EF-111レイヴンと思われる。
 - バスク・グラン
 - 声:青森伸
 - 軍部の大佐(イシュヴァール殲滅戦時)→准将。「鉄血」の二つ名を持つ国家錬金術師。
 - 元第五研究所管理責任者。軍隊格闘の達人。二つ名である鉄血は「鉄は兵器、血は兵士」を表わす。重火器や鉄球などの様々な武器を一度に大量に練成して放つという超攻撃的な錬金術が使える。
 - イシュヴァール戦では、大佐という地位にありながら部下を死なせない為に自ら先陣を切ったり、手柄欲しさに皆殺しを命令する上官を射殺し、降伏を申し出たイシュヴァール人の代表者をブラッドレイに面会させるなど、軍人としての気骨に満ちていた。しかし物語開始からしばらく後、「傷の男」に殺害される。
 - (単行本のおまけによると、酔っ払い状態で帰宅している最中に闇討ちされたとの事)
 -  名目上は第五研究所の責任者だった為、第五研究所で行われていた実験が明るみに出た際には、既に死んでいたのを良い事に、その罪を着せられる。
- アニメ版での設定
 - 原作とアニメ版ではギャップが激しく、原作が人間としてもできていた優秀な軍人だったのに対し、アニメでは軍の人間の非道さを体現した下衆な人間となっていた。共通点は後述するように、スカーに殺されたという点くらいである。軍内での立場は、「合成獣」や「賢者の石」などに関する軍の極秘事項を管轄する人物であり、錬金術を戦闘に利用した第一人者。イシュヴァール戦では研究途中だった「賢者の石」を戦場に配布して徹底的な虐殺を行うことを決定し、また軍にとって邪魔だったロックベル夫妻を配下であるマスタングに無理矢理殺害させる(殺人教唆)等、自らの地位を利用した戦争犯罪を繰り返していた。その為、マスタングに一生消えないトラウマを植え付けた張本人であり、ウィンリィにとっては真の両親の仇とも言える。最期は発見したマルコーを連行する際、鉢合わせとなったスカーによって頭を破壊され、殺害される。
 
 
- ジュリエット・ダグラス
 - 声:鷹森淑乃
 - 軍部の大尉。大総統秘書官。
 - アニメオリジナルキャラクター。スロウスの表向きの姿。アニメ版におけるスロウスである。詳しくは鋼の錬金術師に登場するホムンクルスを参照。
 - あくまで「ジュリエット・ダグラス」という人物のみに絞れば、軍の記録より同じ名前の人物が過去2回軍に在籍し、2回とも死亡していることになっている。1人目は特別な活躍はせず、ただ軍籍の矛盾を示すものとなった。2人目はイシュヴァールの内乱を引き起こした誤射を行ったとされているが、名前だけ使われただけで、実在はしなかったと思われる[1]。仮に実在しても、エルリック兄弟の人体練成はイシュヴァールの内乱より後なので、現在のスロウスとは異なる人物(あるいは先代のスロウス)だったと思われる。
 - リザ・ホークアイ
 - 声:根谷美智子
 - 軍部の中尉。東方司令部→中央司令部→大総統付き補佐。
 - ロイ・マスタング大佐の部下。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - シュトルヒ
 - 階級は不明。大総統付き補佐。
 - ヤコブレフと共にホークアイ中尉に人事異動を知らせる。ちなみにブラッドレイの南部戦線視察時、エドの国家錬金術師資格試験時に既に登場している。
 - 名前の由来はFi156シュトルヒ軽観測機から。
 
中央司令部
- ロイ・マスタング
 - 声:大川透
 - 軍部の大尉(東部内乱時)→少佐相当官(イシュヴァール殲滅戦中)→中佐(エド国家錬金術師資格試験時)→大佐(現在)(アニメ版では一度准将に昇進するが、映画版では自ら伍長に降格)。「焔」の二つ名を持つ国家錬金術師。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - マース・ヒューズ
 - 声:藤原啓治
 - 軍部の大尉(イシュヴァール戦時)→少佐→中佐→准将(殉職による二階級特進)。
 - 軍法会議所勤務。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - アレックス・ルイ・アームストロング
 - 声:内海賢二
 - 軍部の少佐。「豪腕」の二つ名を持つ国家錬金術師。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - フランク・アーチャー
 - 声:速水奨
 - 軍部の中佐→大佐。
 - アニメオリジナルキャラクター。ヒューズの後任。軍法会議所に勤務。軍にとって有益ならばその是非を問わないという考えを持っており、キンブリーを軍へ復帰させるなどした。リオール突入の際、スカーの錬成に巻き込まれて左半身を失ったが、サイボーグのような機械鎧で補い復活した。単純な機械鎧ではなく、魂の定着を行った可能性もある。物語終盤でブラッドレイを倒し終えて疲労したマスタングの左眼を撃ちぬくが、最期はホークアイに撃たれ死亡した。
 - 名前の由来はイギリスのアーチャー駆逐戦車。
 - アストン・マーティンス
 - 軍部の中佐。「雷霆の錬金術師」の二つ名を持つ国家錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲』オリジナルキャラクター。刀剣マニアの居合いの達人。29歳で一匹狼の歌舞伎者。女好きで勘違いが多い。左肩に刺青がある。イシュヴァールの内乱で盟友のセラフィ・ロイスを戦死と見せかけ脱走させたことをエド達に打ち明け、その罪滅ぼしからか、エド達の攻撃で弱ったブリストルに特攻を仕掛け、相討ちとなり殉職。
 - フォッカー
 - 軍部の大尉。
 - ヒューズ中佐の部下。軍法会議所勤務。原作でのみ登場する。潜入していたエンヴィーが化けていたこともあった。
 - 名前の由来はオランダの航空機メーカーのフォッカー社もしくは、製作された戦闘機フォッカー Dr.Iから。作者は初めの頃、ヒューズの名をフォッカーとしようとしていたが、タッカーと語感が似ている為、ヒューズに変えた。
 - マリア・ロス
 - 声:斎賀みつき
 - 軍部の少尉。
 - アームストロング少佐の部下。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - デニー・ブロッシュ
 - 声:原田正夫
 - 軍部の軍曹。
 - アームストロング少佐の部下。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - シェスカ
 - 声:若林直美
 - 階級は不明(正式な軍属か不明)。
 - ヒューズ中佐の部下。軍法会議所勤務。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - ヤコブレフ
 - 階級は不明。
 - 人事局に勤務。シュトルヒと共にホークアイ中尉に人事異動を知らせる。
 - 名前の由来は航空機を手掛けるロシアのヤコブレフ設計局。
 - ジェルソ
 - 階級は不明。
 - キンブリーの部下。色黒で太っている。カエルと合成された合成獣で、口から吐き出す唾液には粘着効果がある。見かけによらず意外と素早い。D5マンションでザンパノと共に傷の男相手に善戦するが、エドとアルのコンビネーションの前に敗れて捕虜となる。本人は元に戻りたいと思うも不可能と考えたがアルに論され、元に戻るためウィンリィと傷の男一向に同行している。
 - ザンパノ
 - 階級は不明。
 - キンブリーの部下。眼鏡をかけた長身の男。ハリネズミと合成された合成獣で、背中から無数の針を飛ばすことができる。D5マンションでジェルソと共に傷の男相手に善戦するが、エドとアルのコンビネーションの前に敗れて捕虜となり、以後はウィンリィと傷の男一向に同行している。しかし保身に走ってしまいマルコーと傷の男の居場所を大総統府のエンヴィーに密告した。だがそれはエンヴィーをおびき寄せるためにマルコーたちと示し合わせた策略だった。
 - ダリウス
 - 階級は不明。
 - キンブリーの部下。もみ上げが濃い大柄の男。ゴリラと合成された合成獣。ブリッグス砦では常にキンブリーの隣にいた。炭鉱の戦いではもう一人の髭と眼鏡をしたライオンの合成獣軍人と共にエドを追い詰めるが、アンモニアで鼻を潰された。自分たちもろとも炭鉱を爆破して葬り去ろうとしたキンブリーを見限って重傷を負ったエドを炭鉱の外に運び出す。
 
東方司令部
- グラマン
 - 声:塚田正昭
 - 軍部の中将。
 - 東方司令部司令官。ホークアイ中尉の母方の祖父で、マスタングの東方司令部時の上司。軍の間では『変人』と名高く、見た目は気の良い老人という風体だが、マスタングに対しチェスで97勝1敗15引き分けという成績や、マスタングの発言、また軍上層部の人間には地方に置いておくにはもったいない有能な人材という評価などから、かなり頭の切れる人物だと推測できる。髭を剃って女装しマスタングに会いに行ったこともあった。
 - かつては中央に勤務していたが、ホムンクルス達の仲間に引き込もうとしたレイブンの誘いを「くだらない」と一蹴したため、東方司令部に左遷された。現在、時が来たら東方司令部でクーデターを起こすようにマスタングに頼まれている。また、孫娘であるホークアイ中尉をマスタングの嫁にと願っているらしい。
 -  名前の由来は米航空機メーカーのグラマン社から。
- アニメ版での設定
 - 中央司令部の軍幹部として存在し、ブラッドレイ死亡後に軍代表となっていた。しかし、名前は出ないために同一人物かは不明。
 
 
- ハクロ
 - 声:堀川仁
 - 軍部の少将。
 - ニューオプティン支部に勤めていたが、マスタングの栄転後、東方司令部に転属された。マスタングが若くして大佐の地位にいることなどが気に入らず、任務の際に文句を言ったりする器の小さい性格。それが一転してプライベート時は、家族思いの良き父。東部過激派「青の団」による列車ジャックの時も家族サービス中の時だった。
 -  作者が「酒屋のチラシ」で名前を決めた初期の登場人物の一人で、軍人キャラだが名前の由来が兵器関係でない。
- アニメ版での設定
 - 列車ジャック事件が時系列的に過去の話となっており、またエルリック兄弟とヒューズが初めて会うきっかけとなっている。リオールの内乱には指揮官の一人として参戦し、ロゼに対する暴行などに関わっていた。
 
 
西方司令部
- ハイマンス・ブレダ
 - 声:志村知幸
 - 軍部の少尉。
 - マスタング大佐の部下。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 
南方司令部
- ケイン・フュリー
 - 声:白鳥哲
 - 軍部の曹長。
 - マスタング大佐の部下。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - トーマス
 - 階級は不明。
 
北方司令部
- オリヴィエ・ミラ・アームストロング
 - 軍部の少将。
 - 北方司令部より北のドラクマとの国境線に駐屯し「ブリッグズの北壁」という異名を持つ将軍。アームストロング少佐の姉。年齢はマスタングより年上のため30歳代と思われる。性格は涙脆い弟のアームストロング少佐とは正反対で、過激かつ冷徹な芯を持つ。実力至上主義を貫く合理主義者で、典型的な呉子的強兵・精兵主義の方針を取る。バッカニア曰く「心まで氷の女王様」。有益であればその是非を問わないなど、アニメ版のフランク・アーチャーに通じる面も(彼のような悪党ではないが)ある。一方で、戦車をエレベーターや通路内で乗り回して主砲を放つなど、なかなか豪気な人。ゲーム理論的な合理的思考力にも富み、個人としての実力も指揮官としての能力も高い。
 - 非常に容姿が整った美人で、特にバストの大きさは作中の女性陣の中でもトップクラス。だが、その厳しい性格で部下から女性と見られることは無い。しかし、部下の死を侮辱したレイブンを斬り伏せたり、壊れた時計を使って救助隊の刻限を引き伸ばすなどの行為に見られるように、部下からは指揮官として絶大な信頼を寄せられている。思想信条から弟を嫌っているような言動がある。
 - 初見では誰も信用しないとは言え、当初はエルリック兄弟に対しては非常に厳しい態度を取る。その後、彼らの能力を見極めた上で一定の評価をし、彼らと協力してレイブンからホムンクルスの情報を引き出したりした。エドがチビ等の単語を言われても逆らえない数少ない人物。ちなみにエドを『赤チビ』と呼称。(だが、自分も背は小柄な方である。エドのアンテナを『その自慢のアンテナ引っこ抜いてやろうか』と脅した事も)
 - 東方司令部と合同演習を行ったことがあるため、マスタングら元東方指令部の面々とは面識があり、ホークアイやハボックに目をつけている。マスタングに対しても敵意のある言動が目立つが、有力なライバルと見ていることの裏返しでもある。マスタングとも秘密裏に連絡を取り合っている。現在は、中央に呼び出されたことを利用しブラッドレイにレイヴンを殺したことを告白し、それをブラッドレイに気に入られ、軍を上層部から崩そうとしている。
 - マイルズ
 - 軍部の少佐。
 - オリヴィエ少将の部下。祖父がイシュヴァール人のクォーターで、祖父の血が強く出ており、イシュヴァール人特有の身体的特徴を持っている。普段は雪眼防止用サングラスをかけ赤色の瞳を隠している。祖母・父・妻もまた、アメストリス人以外の民族でかなり混血が進んでおり、それ故に上司のオリヴィエから、多種多様な価値観を持っているとして重用されている。「自分の無知さが嫌だから」と真っ直ぐに何でも質問するエドワードの正直さに好感を抱いている様子である。
 - 殲滅戦時からアームストロング少将の補佐で、彼女に対しては全幅の信頼を寄せている。過去に自分の出自について彼女と対立した件が、より彼女に対する忠誠心を増すことに繋がった。「傷の男」ほど激情的ではないが、同じような「殲滅戦に対する恨み」は抱いている。それでも彼がアメストリス軍に身を置くのは「アメストリスを内部から変えるため」であり、正反対の道を進む「傷の男」に「お前のような奴が居てくれて良かった」とも言われている。
 - バッカニア
 - 軍部の大尉。
 - オリヴィエ少将の部下。ナマズヒゲが特徴。寒冷地用の改造を施された戦闘用機械鎧・「クロコダイル」や「マッド・ベアG」で武装している。ブリッグズ要塞へ向かうエルリック兄弟をドラクマの密偵と勘違いし襲いかかる。彼らが密偵では無いと判った後も、立場上は上官になるエドワードを快く思っていなかったようだが、要塞地下に現れたスロウス騒動を経て和解する。エドの機械鎧の整備士が美少女(ウィンリィ)である事が羨ましいらしく、悔しさで少しエドにイヤミで八つ当たりしていた。
 - 上官であるエドに(スロウスと故意に戦うことでホムンクルスに疑われるの避ける為とは言え)銃を突きつけて手伝わせるなど、なかなか豪胆な性格。
 - 名前の由来は英国ブラックバーン社製のジェット艦上攻撃機「バッカニア」
 - ヴァトー・ファルマン
 - 声:室園丈裕
 - 軍部の准尉→少尉(北方司令部転属後)。
 - マスタング大佐の元部下。詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - ヘンシェル
 - 軍部の少尉。
 - オリヴィエ少将の部下。ブリッグズ要塞に駐屯。名前の由来はドイツの戦車メーカーからか。
 - スミス
 - 階級は不明。
 - オリヴィエ少将の部下。ブリッグズ要塞に駐屯。スロウスが掘った穴を先遣隊員と共に調査している際プライドの影に襲われ、消息を絶つ。要塞には彼の乗っていた馬と彼の片腕のみが戻ってきた。
 - マーチン
 - 階級は不明。
 - オリヴィエ少将の部下。ブリッグズ要塞に駐屯。スロウスの掘った穴を最初に調べた。名前の由来はロッキード・マーチンからか。
 - ロメオ・クレイギン
 - 声:飯塚昭三
 - 軍部の中将。
 - ゲーム「鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女」オリジナルキャラクター。ヴァルドラ軍司令官。
 - ヴィーナス・ローズマリア
 - 声:田中敦子
 - 軍部の中佐。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。独立編成部隊ヴィーナス隊の隊長。規律を無視しているセクシーな赤い軍服の姿から、「ヴァルドラの赤い薔薇」という異名がある。情よりもまず任務を優先させるプロフェッショナルだが、トリガーとハンマーからの信頼は厚く、根っからの悪人という訳ではない。エドが10年早く生まれればペットにしたいという恋心を抱いていた。部下共々、ヴェルザの天使に哀れにも惨殺されてしまった。元ネタはタイムボカンシリーズの三悪。
 - イジー・トリガー
 - 声:風間信彦
 - 軍部の中尉。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。ヴィーナス中佐の部下。独立編成部隊ヴィーナス隊の隊員。ヴァルドラ軍の戦略参謀。メカ開発が得意なマッドサイエンティストだが、ヴェルザの神官にも対抗できる巨大メカを作るその腕は確かな物。上司のヴィーナスに熱烈な好意を抱いており、彼女に対してはマゾヒストな一面も見せることがある。
 - ボリス・ハンマー
 - 声:高木渉
 - 軍部の少尉。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。ヴィーナス中佐の部下。独立編成部隊ヴィーナス隊の隊員。銃器の扱いに長けており、トリガーの開発したメカでは砲撃手を務める。敵味方を問わず非常にお人好しな性格で、思いやりもある軍人らしからぬ人物である。上官のヴィーナスと共にヴェルザの天使に食い殺されてしまった。
 
憲兵司令部
- ヘンリ・ダグラス
 - 軍部の大佐。
 - ロス少尉のヒューズ中佐殺害事件を担当した憲兵。脱獄したロス少尉の射殺を許可したが、地方出身のマスタング大佐が出世する事が気に入らないらしく、彼の行動はやり過ぎと非難した。エルリック兄弟が人造人間を捕まえようとした際に、マスタング大佐が流した誤報に踊らされた。
 - 名前の由来は米航空機メーカーのダグラス・エアクラフトで、アニメオリジナルのジュリエット・ダグラスも同様であると思われる。
 - ムーディ・ネムダ
 - 声:西村知道
 - 軍部の准将。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 翔べない天使』オリジナルキャラクター。ヒースガルド地方国家憲兵隊最高責任者。傲慢で自己中心的な人物。目的は「ネムダ帝国」を創る事。ヴィルヘルム教授の不正行為に目を瞑る見返りとして、不法な軍事用キメラを作らせていた。その他にも無断での徴兵や軍備、兵の私物化などを行っていた。セントラルへの反乱の企てていた節もあり、懲役145年の実刑で現在軍刑務所にて服役中。
 - ガンツ・ブレスロー
 - 声:江川央生
 - 軍部の上級大佐。
 - ネムダ准将の部下。ゲーム『鋼の錬金術師 翔べない天使』オリジナルキャラクター。国家憲兵隊所属。国家錬金術師では無いが自らを「徹甲の錬金術師」と名乗る。権力や地位には興味がなく、ただ力を追い求めている。頭に血が上りやすく、任務に失敗した部下は、何があっても許さない。終盤では全身機械鎧というロボット同然の姿になってしまったが、フランク・アーチャー同様に機械鎧に魂の定着をした可能性がある。現在は軍病院にて入院中(後に軍法会議で裁かれたものと思われる)。ゲームノベライズ版ではカミラと共に死亡した事になっている。
 - ゲーム『鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔』の2周目以降に、ムービーでエド・アル・アームストロングが汽車に乗る際に入り口付近にいる。他にも、原作の5巻でバルドと同じ場所に写真が貼られている。
 
所属不明
- ゾルフ・J・キンブリー
 - 声:うえだゆうじ
 - 軍部の少佐(イシュヴァール殲滅戦時)→中佐。「紅蓮」の二つ名を持つ国家錬金術師。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - フェスラー
 - 軍部の准将。
 - イシュヴァール殲滅戦で第18区を担当した将軍。ヒューズやグランらの上官。非情な上に指揮官としての能力は低く、出世のために戦功に焦った結果、無茶な突撃命令を出して味方の被害を増やす。投降してきたローグ・ロウの降伏を認めようとしなかった為に、グラン大佐によって射殺される。なお、これは流れ弾によるものとして処理される。
 - モスキトー
 - 軍部の大佐。
 - イシュヴァール殲滅戦時のグンジャ地区の殲滅担当。全地区の中で最初に殲滅を終了した。
 - ウィルソン
 - 声:西凛太朗
 - 軍部の大尉。
 - アニメオリジナルキャラクター。ジュリエット(スロウス)に雇われている傭兵。錬金術師。殺人鬼バリーと共にイシュヴァール人のキャンプを襲った。ジュリエットの依頼でリックをさらうが、スカーやエルリック兄弟の活躍で作戦は失敗。その後、「なぜ国家錬金術師が邪魔に入るんだ」とジュリエットに文句をつけるも、逆に彼女に殺されることとなる。
 - ベルモット
 - 軍部の少尉。
 - フェスラー准将の部下としてイシュヴァール殲滅戦に参加し、小隊を率いた。
 - アイザック、ハリー
 - 階級は不明。
 - 二人ともフェスラー准将の部下としてイシュヴァール殲滅戦に参加し、小隊を率いた。第18区の南区の殲滅担当。
 - ベルタ、アントン、シーザー、カウフマン、ドーラー
 - 階級は不明。
 - イシュヴァール殲滅戦時のヒューズ隊の兵士。
 - チャーリー、ファビオ、リチャード、アレッサンドラ、ロジャー、アルベルト
 - 階級は不明。
 - イシュヴァール殲滅戦時のマスタング隊の兵士。全員マスタングに名前を覚えられていない。
 - ディーノ
 - 階級は不明。
 - イシュヴァール殲滅戦時のマスタング隊の一人。小隊の中で最も若い。彼もマスタングに名前を覚えられていない。
 - ダミアノ
 - 階級は不明。
 - イシュヴァール殲滅戦時のマスタング隊の一人。補充兵として途中から参加した。彼もマスタングに名前を覚えられていない。
 
国家錬金術師
- ショウ・タッカー
 - 声:永井誠
 - 「綴命」の国家錬金術師。
 -  イーストシティにて一人娘のニーナと飼い犬・アレキサンダーと暮らしていた錬金術師。妻には逃げられたことになっていたが、実は自身が国家錬金術師の資格を得るきっかけとなった人語を話す合成獣の材料にしていた。実態はともかく、その功績から巷では「合成獣の権威」と呼ばれていた。研究成果が出ないことで国家錬金術師の資格を失う焦りから、次は娘のニーナと飼い犬のアレキサンダーを使って第二の「人語を解する合成獣」を錬成するも、エドに見破られ軍に身柄を拘束される。その後、自宅待機の命令を受けていたが、そこを「傷の男」に襲われ、ニーナとアレキサンダー共々殺害された。この件はエルリック兄弟にとって改めてその罪科と錬金術師の重責を再確認させる契機となった。以後、エドの悪夢にも登場し、悪人的な面が強調されている。モチーフはヨーゼフ・メンゲレと思われる。
- アニメ版での設定
 - アニメ版では一国家錬金術師だった原作と違い、マルコーの軍内での役割に近い所にいた。その為に、タッカーから軍の秘密が洩れることを恐れて、異例とも言える即決審判を経て秘密裏に処刑された。しかし、裏では軍(ホムンクルス達)によって合成獣として生かされる。その後、軍の下を離れてニーナを復活させるために賢者の石を求めて彷徨う。アルが賢者の石になったことを知り、これを利用してニーナを人体錬成するも、中身の無い人形と化した物しか造れず、最終的にはその事実を認めることができずに精神崩壊を起こす。その後は消息不明。
 - エドワードが国家錬金術師資格を得るための勉強の下宿先となるなど、原作以上に関係が深く、さらに上述のように終盤までストーリーに関連していた。その為、アニメ版エドの根強いトラウマの一つとも言える。
 
 
- ティム・マルコー
 - 声:戸谷公次
 - 「結晶」の二つ名を持つ元国家錬金術師。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - ジョリオ・コマンチ
 - 「銀(しろがね)」の二つ名を持つ国家錬金術師。
 - 背が低くシルクハットに髭という風体の初老の男。イシュヴァール殲滅戦にて左足を失い義足となっている。両手に錬成陣を書き込んでおり、剣やチャクラムなど様々な刃物を錬成する。襲撃してきたスカーと戦うも、義足を破壊され水の中に落とされたことが致命的となり殺された。
 - 名前の由来は米偵察ヘリのコマンチ。
 - ヴィルヘルム・エイゼルシュタイン
 - 声:石井康嗣
 - 「黎明」の二つ名を持つ元国家錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 翔べない天使』オリジナルキャラクター。十賢の一人で触媒法の権威。通称は「ヴィルヘルム教授」。賢者の石にも劣らない「賢者の触媒」の研究をしている。娘想いの父親。
 - 不正行為を見逃してもらう見返りとして、ネムダに不法な軍事用キメラを造っていた。また、かつて一人娘のセレネを「賢者の触媒」の研究中にリバウンドで亡くしている。その後、セレネの遺体と「賢者の触媒」を代価にセレネの妹ということになっているアルモニを練成する。
 - ジャック・クロウリー
 - 声:飛田展男
 - 「銀弾」の二つ名を持つ元国家錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔』オリジナルキャラクター。100年程前に生きていた高名な錬金術師。性格は冷酷。生体錬成を初めて体系化し、キメラ理論の祖と言われている。
 - 恋人であるエルマの死を受け入れられずに人体練成を試みるが失敗し、リバウンドで長くは生きられない体になる。その後、シャムシッドに伝わる生きた人形・ゴーレムを研究し、その技術を応用してエルマの蘇生に成功する。しかし、ゴーレムは短命であるという欠点のためにすぐに土に還る彼女を何度も蘇生することとなり、やがて狂気に陥る。その後、ラストより「赤い石」の練成法を教えられ、その石の力を使って自身をゴーレム化。100年もの間姿を変えることなく生き続け、現代にて人々の命を使って巨大な赤い石を作ろうとした。コーネロやタッカーが持っていた赤い石は彼によって錬成されたもの。
 - コーニッシュ・ロイス
 - 「調律」の二つ名を持つ国家錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲』オリジナルキャラクター。ヒロイン。通称「コニィ」。亡き兄のような国家錬金術師を目指していた18歳の少女。二つ名の「調律」はその兄の物でもある。座右の銘は「錬金術師よ、大衆の為にあれ」。温室育ちのために天然ボケに見える一面があるが、曲がった事を許さない強い正義感を持つ。また行方不明になったアストンの安否を気遣ったり兄弟の過去を知り涙ながらに応援するなど少女らしい心優しい一面を見せる。
 - リオールからセントラルに向かう列車の中でバルドに襲われ人質になったところを同乗していたエルリック兄弟に助けられる。その後、国家錬金術師資格試験を受けるが失敗。しかし、彼女の才能に期待するエドの計らいでキメラ事件の解決と引き換えに大総統から再受験の許しを貰い、見事合格する。
 - 趣味でもあるダーツを武器とし、また錬金術の中でも難しいとされている治癒練成を扱える。ゲーム中、唯一の回復技を持ったキャラクター。
 - 同作品の続編に当たるゲーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』でも登場し、国家錬金術師試験の査定の為にセントラルを訪れている。
 - リンカー(本名:セラフィ・ロイス)
 - 「調律」の二つ名を持っていた元国家錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲』オリジナルキャラクター。コニィの兄。合成獣の権威だが、本来の専門分野は医療用錬金術。自らの肉体を他のモノと融合できる能力を持つ。
 - イシュヴァール殲滅戦に参加していたが、マーティンスの助けにより逃亡。その後「リンカー」[2]と名を変え、軍部への復讐のためキメラ事件を起こす。
 - 元は心優しい人物だったが、自らの記憶を代価に何らかの錬成を行ったために人格が変わり、また妹のコニィのことも忘れてしまった。最期はエド達を倒すために自分の魂を代価として城と融合したが、敗北。コニィに看取られ、静かに息を引き取った。
 - クラベス・ファゴット
 - 元国家錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』のオリジナルキャラクター。合成獣の研究を行い、単に人語を話すだけではなく人格や感情を備えた合成獣の練成に成功する。
 - 実験中の事故で使用人夫婦(ヴィオラの両親)が死亡。さらにその娘兼助手でもあるリラ(ヴィオラの妹)の恋人・リュートに治療と唆され彼女を合成獣化してしまう。クラベス本人は今もこの実験を非常に悔やんでいるが、この件により国家錬金術師資格を剥奪され、その後、東方司令部北東の洋館で一人暮らしをはじめる。クルス遺跡でエド達に追い詰められた際には無実を主張。その後、真の黒幕であるリュートのボウガンからヴィオラを庇い、死亡した。
 - スノーラル・テルエスト
 - 「白蓮」の二つ名を持つ国家錬金術師
 - リュオン・エッガー
 - 小説第5作「それぞれの絆」に登場する国家錬金術師。
 
関係者
- ジャン・ハボック
 - 声:松本保典
 - 軍部の少尉→退役。マスタング大佐の部下。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - ノックス
 - 検死専門の鑑定医。
 - イシュヴァール殲滅戦までは軍医だったが、内戦でイシュヴァール人を使った人体実験に荷担したことによる後悔から良心の呵責に苦しみ、帰還後に悪夢や不眠症[3]に悩まされる。その結果、妻子と別れて(離婚ではなく別居と思われる)暮らす事になり、軍医を辞めて検死医に転職した(現在も軍属かは不明)。
 - マスタングとは内戦以来の戦友であり、共に人体実験に加担したことから共犯者と呼ぶこともあった。その関係から、ロス少尉を逃がす時には見つかった焼死体が偽物と気付きつつも本物と鑑定した。その後も幾度か登場し、ランファンやメイの治療などを行った。
 - 息子もまた医師の道に進んでおり、少しずつ家族関係が修復できつつある。
 - 名前の由来は米国の基地フォート・ノックスと思われる。
 
アメストリス国
リオール
砂漠の中にある宗教の町。物語の進展によってホムンクル達により暴動が発生する。
アニメ版では物語終盤にスカーによって町全体が賢者の石の練成に使われるなど、かなり重要な土地となっていた。ブラッドレイ体制の崩壊後、アームストロング財団がリオールの復興を行う。
- ロゼ・トーマス
 - 声:桑島法子
 - リオール在住の少女。
 - 詳しくは鋼の錬金術師に登場するホムンクルスを参照。
 - コーネロ
 - 声:有本欽隆
 - レト教の教主。
 - リオールに新興宗教レト教を興し、自身を太陽神レトの代理人と名乗る。ラスト達に与えられた不完全な賢者の石を使って「奇跡の業」を起こし、信者を騙していた。目的は軍事国家を創る事。しかし、エド達によって全てをばらされた後、用済みとしてラストによって始末された。原作ではラストに殺された後に遺体をグラトニーに食われるが、アニメでは直接グラトニーに食い殺される。
 - クレイ
 - 声:高瀬右光
 - レト教の宣教者。
 - コーネロの側近。コーネロの命を受けエルリック兄弟を襲うが、逆に殴り倒されてしまう。リオールの暴動が起きた後にエンヴィーがコーネロに化けている事を知り、グラトニーに食べられ死亡。
 - 原作:第50話「腹の中」で彼の白骨化した遺体が確認できる。
 - ケイン
 - 声:真殿光昭
 - ロゼの恋人。故人。原作には未登場だが、アニメ版ではケインそっくりの声を話す(「ロゼ」としか話せない)鳥型キメラが登場。なお、そのキメラはその後アルによって殺された。
 
ユースウェル
東の終わりの炭鉱の町。ヨキの圧政に苦しんでいた。
- ヨキ
 - 声:矢尾一樹
 - 元軍部の中尉。元炭鉱の所有者。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - ホーリング
 - 声:中田譲治
 - 炭鉱の現場責任者であり、家は宿屋経営。
 - 一時期、錬金術を学んでいたこともあり、「錬金術は大衆の為に」という考えが強い。合わせて軍人であるヨキの圧政もあり、「軍の狗」である国家錬金術師を毛嫌いしていた。そのため当初はエドにも冷たい態度をとっていたが、エドがヨキの圧政に見かねてヨキを失脚させると共に炭鉱の権利書を取り上げる様子を見て、考えを一部改める。
 - カヤル
 - 声:川上とも子
 - ホーリングの息子。
 - 子供故の無鉄砲さでヨキの顔に雑巾を投げつけた事で見せしめとしてヨキ中尉の部下に斬られそうになったが、エドワードに助けられる。また、東の大砂漠を越えてきたメイ・チャンが行き倒れていた際には父の弁当を与えて助ける。
 
リンター村
死者が甦り人々を次々に襲うという不気味な噂が流れている。アニメのみ登場。
- マジハール
 - 声:土師孝也
 - 錬金術師。
 - アニメオリジナルキャラクター。ホーエンハイムの友人。
 - 昔、彼が愛していたカリンという女性を蘇らせるために錬金術師になる。最後はエドワードに(不可抗力で)持っていた剣をはね返され、その剣が刺さって無残な最期を迎えた。
 - カリン
 - 声:小宮和枝
 - マジハールの元恋人。
 - アニメオリジナルキャラクター。20年前の転落事故で記憶喪失になった。その十数年後、過去を思い出し帰郷したが、マジハールに気付かれず、正体が明らかになったときには、マジハールに拒絶される。帰郷から正体が明かされるまでの間は「レビ」と名乗っていた。
 - クローゼ
 - 声:矢島晶子
 - リンター村の娘。
 - アニメオリジナルキャラクター。男勝りで負けず嫌いな性格。エドとアルと出会った当初は男装していたために少年と勘違いされる。昔、村で謎の死を遂げた姉の真相を探っていた。
 
イーストシティ
東方司令部がある街。
- ニーナ・タッカー
 - 声:こおろぎさとみ
 - ショウ・タッカーの娘。
 - 父親想いの元気な女の子。査定を目前に焦った父によってアレキサンダーと一緒に合成獣にされてしまう。その後、自宅に侵入したスカーにタッカー共々殺害される。
 -  原作、アニメ共にエルリック兄弟の傷となると同時に自分達の目指す方向性を問い直すきっかけとなっている。
- アニメ版での設定
 - ショウ・タッカー拘束後、実験体として研究所に移送されることを知って錯乱したエドが移送車を錬金術で横転させ逃がす。その後、路地裏に隠れているところをスカーに殺害される。物語終盤でショウ・タッカーが「賢者の石」を使い蘇らせるが中身の無い人形であった。
 - 原作以上に結びつきが強いため、トラウマも大きい。(詳しくはショウ・タッカーの項を参照。)
 - アレキサンダー
 - タッカー家の飼い犬。
 - 人懐っこい性質であるのか、何故かエドが家を訪問してくる度に襲いかかる白い大型の犬。査定に困ったショウ・タッカーによってニーナと共に合成獣にされてしまう。その後、合体したニーナと運命を共にした。
 
 
アクロイア
「水の都」と呼ばれている。水位が毎年上がっていて、後数年で街が水に沈んでしまう危機に瀕している。アニメのみ登場。
- クララ
 - 声:白石美帆
 - アクロイアの看護婦。錬金術師。怪盗サイレーンの正体。
 - アニメオリジナルキャラクター。普段は優しい看護婦だが、夜になると錬金術を使う怪盗サイレーンとして活動する。胸の上に錬成陣があり、それを使う事で爆発を起こせる。盗みの理由は物が欲しいからではなく、水位が毎年上がって水没せんとする街を自分が怪盗として盛り上げる為。アクロイアに来たエド達によって一度は警察に捕まったがエド達がいなくなった直後に脱走し、再び怪盗として街を活性化させている。「クララ」という名前が、本名かは不明。
 
ゼノタイム
「金鉱の街」。小説が元になっている。やや背景設定などが異なる。原作未登場。
- ラッセル・トリンガム
 - 声:岡野浩介
 - 錬金術師。フレッチャーの兄。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。エドの名前を騙った少年。高飛車な性格。アニメ版の終盤に父ナッシュの日記に書かれていた地下都市のことをエドに伝える。エドより背は高いが実は年下。
 - フレッチャー・トリンガム
 - 声:荒川美奈子
 - ラッセルの弟。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。アルの名前を騙った少年。父親の存在を恨むエドとは対照的に、彼らは自分の父を尊敬している。
 - ナッシュ・トリンガム
 - 声:田中秀幸
 - ラッセルとフレッチャーの父親。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。賢者の石の試作品を作るための「紅い水」を研究していた人物。しかし実は「紅い水」は人には有害なモノであると知り、研究を放棄した。だがマグワールの要求により無理やり研究を続けられていた。
 - マグワール
 - 声:五代高之
 - ゼノタイムの大地主。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。トリンガム兄弟に、危険性を知りながらも「紅い水」の研究をさせている。
 - ベルシオ
 - 声:関俊彦
 - ナッシュの友人。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。独り身で農園で働いている。エリサの病気を心配している。
 - エリサ
 - 声:くまいもとこ
 - レマックの娘。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。いつもベルシオの農園を手伝っている。「紅い水」が原因で、謎の病に感染している。
 - レマック
 - 声:古田信幸
 - エリサの父親。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。娘の病気を心配している。
 - デルフィーノ
 - 声:乃村健次
 - ゼノタイムの住民。
 - 小説、アニメオリジナルキャラクター。
 
リゼンブール
- トリシャ・エルリック
 - 声:鷹森淑乃
 - エルリック兄弟の母親。
 - 夫(原作では入籍はしていない)のホーエンハイムが姿を消した後、女手ひとつで二人を育ててきた、心優しい女性。ホーエンハイムへの想いを残しつつ、若くして流行り病に倒れ亡くなった。ホーエンハイムの不老不死の身体、そして彼が姿を消した理由等は全て知っており、彼の事は恨む事なく想い待ち続けていた。ホーエンハイムとは人間になった彼と再会するという約束をしており、遺言でそれが守れなかったことを彼に謝っていた。
 - アニメ版では身体がスロウスのベースとなり、その容姿からエド達を惑わした。だが、スロウスの中の彼女の記憶が、結果的に兄弟を助ける事になった。
 - ピナコ・ロックベル
 - 声:麻生美代子
 - 外科医兼機械鎧技師。ウィンリィの祖母と同時に彼女の機械鎧の師匠。
 - リゼンブールで機械鎧の店を営んでいる。キセルを愛用。彼女もエドと同じように、小さい系等の単語に反応し、エドとは「チビ」に関係することで喧嘩をすることもあるが、エドとアルのことを暖かく見守り、トリシャの死後に家族として面倒を見てくれていた。
 - 40年程前は「リゼンブールの女豹」と呼ばれ、鉄火肌で恐れられた人物だったらしい。その凄まじさはあのドミニクまで恐れていたほどである。当時は相当な美人だったが、現在はすっかり縮んでしまい当時の姿は見る影もない。ホーエンハイムとはおよそ50年に渡る飲み友達で、彼の外見が変わらないことも知っている上で対等に接している。
 - おまけ4コマなどでは冗談でよくヒロイン扱いされており、連載当初はそれを真に受けてしまったファンも少なくなかった。
 - ユーリ・ロックベル
 - 声:室園丈裕
 - 外科医。ウィンリィの父親。ピナコの息子。
 - 1873年5月生まれ。1898年にサラと結婚。医師として誇りを持っており、イシュヴァールの内乱では妻と共に敵味方も問わず治療をしていたため、イシュヴァールの人々からも慕われていた。しかし錯乱したスカーによって、妻と一緒にあまりにも理不尽な最期を遂げた(アニメ版では、軍令でマスタングに射殺された)。享年34。
 - サラ・ロックベル
 - 声:山口由里子
 - 機械鎧技師兼外科医。ウィンリィの母親。
 - 1875年生まれ(墓の刻字から)。1898年にピナコの息子ユーリと結婚し、夫と共にイシュヴァールで負傷者の治療を行っていた。だが、スカーに恩を仇で返される形で、無惨に刺し殺されてしまった(アニメ版では夫同様、マスタングによって射殺されてしまう)。享年32。
 - デン
 - ロックベル家の飼い犬。
 - 10年前にエドたちを庇って交通事故に遭い、左前足を機械鎧にしている。メス。
 - エッジ
 - 業者の青年。ロックベル夫妻の助手と思われる。イシュヴァールで治療を行っていた夫妻のために医療品を調達していた。
 
セントラルシティ
アメストリス国首都。
- グレイシア・ヒューズ
 - 声:三石琴乃
 - マース・ヒューズの妻。
 - 料理上手な良妻賢母。得意料理はアップルパイ。夫・マースの死を悲しんでいるが、夫を巻き込んだことを後悔しているエルリック兄弟に前に進むように助言する。
 - エリシア・ヒューズ
 - 声:吉田真弓
 - マース・ヒューズの娘。
 -  現在3歳のヒューズ家の長女。天真爛漫で純粋かつ優しい子。友達の男の子から人気があり、ウィンリィを姉のように慕っている。4コマでは何故か腹黒に描かれることが多い。
- アニメ版での設定
 - アニメ版ではエドワード・エルリックと誕生日が同じ。1911年12月30日生まれと思われる(理由はエドワード・エルリックを参照)。
 
 
- フィリップ・ガルガントス・アームストロング
 - 声:内海賢二
 - アームストロング少佐の父親。元軍人。
 - 背は低いが、横に広い。立派な髭が特徴。息子に良く似て、名門であるアームストロング家の自慢話ばかりをする。
 - アームストロング夫人(仮称)
 - 声:朴璐美
 - アームストロング少佐の母親。
 - 息子・アレックスと同じくらい背が高い。
 - キャスリン・エル・アームストロング
 - 声:釘宮理恵
 - アームストロング少佐の妹。
 - 両親およびアームストロング少佐にまったく似ない美少女。しかし、一族の血脈か怪力を持ち合わせており、趣味はピアノを持ち上げること。ハボック少尉とお見合いをするが、典型的なブラコンで、兄の様な逞しい人が好みなのでと、ハボック少尉の求愛を断る。
 - ブラッドレイ夫人(仮称)
 - 声:向殿あさみ
 - ブラッドレイの妻。セリムの養母。
 - ごく普通のお喋り好きな心優しい女性。還暦になっても大総統を続けている夫に「もうそろそろ交代してもいいんじゃない?」と気遣っている。本人曰く「あの人(ブラッドレイ)は仕事一辺倒で仕事はできるが、女心の分からない唐変木」らしく、普段の姿からは想像もできないブラッドレイの一面をエルリック兄弟とセリムに暴露した。夫と息子の正体については全く知らない。
 - セリム・ブラッドレイ
 - 声:津村まこと
 - キング・ブラッドレイ大総統の養子。正体はプライド。
 - 10歳程度の少年。元はブラッドレイの親族ということになっている。性格は純真無垢かつ人懐っこい。とても親想いで勉強熱心。12歳で国家錬金術師となったエドに深い興味を抱いており、エルリック兄弟に会った時はものすごく感激していた。しかし、それらは全て演技で正体は全く正反対の性格である。
 -  ホムンクルスとしての役割・能力はプライドを参照。
- アニメ版での設定
 - アニメ版では普通の人間の子供となっている。最終話で、金庫に隠してあった物を義父の弱点である頭蓋骨とも知らずに持ってきてしまい、激怒したキング・ブラッドレイに首をへし折られるという悲惨な最期を遂げた。
 
 
イシュヴァール
- ローグ=ロウ
 - イシュヴァラ教最高指導者。イシュヴァールの殲滅戦を止めさせるために、自らの命と引き換えに軍へ投降する。しかし、ブラッドレイに宗教の意義や人間の傲慢さを指摘される。最終的には他のイシュヴァール人と同じ扱いをするよう命令を受け、無駄に終わった。
 - 師父(仮称)
 - 「傷の男」の師父。殲滅戦後は多くのイシュヴァール人の難民同様にアエルゴに亡命を求めるものの拒絶され南方の山間部へ逃れる。その後、東方のスラム街で弟子であるスカーと出会い、復讐の無意味さを説くが無駄に終わる。端役ながら原作・アニメ問わず、しばしば登場する。
 - リック
 - 声:川崎恵理子
 - イシュヴァール人の少年。レオの弟。
 - ラストとグラトニーに襲われて重傷を負ったスカーを助ける。母親がイシュヴァール人。
 - レオ
 - 声:福島潤
 - イシュヴァール人の少年。リックの兄。
 - アニメオリジナルキャラクター。母親がイシュヴァール人。幼い弟を気遣っている。以前は母を嫌っていたが、事実を知って号泣し、改心した。
 
ラッシュバレー
- パニーニャ
 - 声:氷上恭子
 - ラッシュバレーの住人。
 - ラッシュバレーで有名なスリ師。幼い頃、列車事故により両足を失い、失望に暮れていたが、ドミニクによって左足に1.5インチカルバリン砲、右足に仕込みナイフが付いた機械鎧を装着させられる。機械鎧の料金をスリで支払おうとしていたが、ウィンリイに諭されて改心。現在は身の軽さを活かし、屋根の修理を請け負うなどして支払っている。事故時のトラウマを思い出してしまうのか、血が苦手である。アルと仲が良く、ラッシュバレーにてフーと戦った際にはエド以上の抜群のコンビネーションを発揮した。
 - アニメ版では右腕も機械鎧となっており、ドミニクの設定が異なるために彼女の設定もそれに準じて変えられている。(詳しくはドミニク・レコルトの項を参照)
 - ドミニク・レコルト
 - 声:郷里大輔
 - 機械鎧技師。
 -  腕は良いが頑固一徹。だが孫バカ。パニーニャに武装付きの機械鎧を無料で半ば強引に取り付けた。ウィンリィと機械鎧技師として馬が合うが、彼女の弟子入り志願に対しては拒否。さらに若い頃ピナコにバイクで跳ね飛ばされた経験があり、それ以来彼女を「リゼンブールの女豹」と恐れており、あごの傷はその際できたものと思われる。彼曰く「カルバリン砲は漢のロマン」。彼の機械鎧はそうとう需要が高い高級品らしく、パニーニャでは、まともな仕事では一生かかっても稼げないほどの値段らしい。
- アニメ版での設定
 - アニメ版では、原作とはうって変わって乏しくなり、さほど有名でもない一介の職人として登場。おそらく独身。パニーニャを養女としており、彼女がほとんど無名のドミニクの機械鎧の凄さを見せ付けようとした時、「機械鎧は単なる機械じゃねぇんだ。れっきとしたお前の手足なんだ。そんなことも分からねぇ奴に育てた覚えはねぇぞ」と教えた。
 
 
- リドル・レコルト
 - 機械鎧技師。ドミニクの息子。
 - 父と違って柔和な性格。ウィンリィにガーフィールを紹介する。
 - サテラ・レコルト
 - リドルの妻。
 - 豪雨の日に赤ん坊が産まれそうになるが、ウィンリィのおかげで無事に出産する。
 - ガーフィール
 - 機械鎧技師。ウィンリィの師匠。
 - 見た目通りのオカマだが、仕事に厳しいドミニクが認めるほど腕は確かで、ウィンリィの才能も充分に見込んでいる。エルリック兄弟とイズミのようなスパルタ式ではなく、師弟と言うよりは(女性の)友達同士のような間柄。悪人も多いラッシュバレーに於いては、ウィンリィのボディーガードのような役割もしている(実際、小説版第6巻ではウィンリィが暴行されそうになっている)。機械鎧を直す時の目がエロい(自称「色っぽい」)らしく、男のお客からは少し不評。実はアームストロング少佐にも匹敵しうる肉体美の持ち主だったりする。ちなみに、スネ毛は剃っているらしい。
 
ダブリス
- イズミ・カーティス
 - 声:津田匠子
 - 錬金術師。エルリック兄弟の師匠。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - シグ・カーティス
 - 声:佐々木誠二
 - イズミの夫。肉屋の主人。
 - ダブリスで肉屋を営んでいる。いかつい外見とは裏腹に性格は温厚で、本人は顔が怖いことを気にしている。口が堅い。妻・イズミとは所構わずのろけるラブラブ夫婦であり、イズミが子供を流産した時は力になってやれなかったと考え、今でも後悔している。目を開けながら寝る癖がある。アームストロング少佐とは、互いの肉体を見せ合い、友情を深めた。老けて見られがちだが実は意外に若く、妻のイズミとは歳は一つしか違わない(イズミと出会った当時は19歳、現在37歳である)。
 - メイスン
 - 声:園部啓一
 - 肉屋の従業員。
 - 筋肉質で頭に鉢巻を巻いた男性。いつも上機嫌なムードメーカー。エルリック兄弟同様イズミの実力行使による被害を何度が受けたらしく、それゆえ体術を習得。エルリック兄弟の修行の際に、ヨック島で仮面の男としてエドとアルを襲う際に見事な身のこなしを見せた。シグとは正反対な風貌で、おしゃべりで陽気な人物。
 
クセルクセス
アメストリスとシンの国境線にある遺跡。かつては大きな都市だった。現在は砂漠を行き交うキャラバンの中継地となっている。
- シャン
 - イシュヴァール人の老婆。
 - クセルクセスに隠れ住んでいるイシュヴァール人の1人。エドを捕まえようとした若者達を止めた。イシュヴァール殲滅戦の時にロックベル夫妻の治療を受けており、夫妻の死の真相を知る数少ない人物。彼らが無残に殺される現場を見てしまい、止められなかった事を後悔し続けていた。
 
ハンベルガング家
外伝「盲目の錬金術師」に登場する富豪とその使用人たち。
- ジュドウ
 - ハンベルガング家に仕える錬金術師。
 - 顔に火傷の痕が残っている盲目。実力は国家錬金術師に匹敵すると言われる。先代の頃から仕え、現在では家族の様な扱いを受けている。ロザリーが亡くなり悲嘆に暮れる夫人を見るに耐えかねて、人体錬成を行い両目を無くす。人体錬成は失敗であったが、彼に負い目を感じさせたくないということで他の使用人含めてハンベルガング家一同で人体錬成は成功したと思わせている。ちなみに「盲目の錬金術師」はあくまでタイトル名であり、作中で「盲目の錬金術師」と呼ばれることはない。
 - ロザリー
 - ハンベルガング家の一人娘。
 - 本物のロザリーの代わりとして孤児院から拾われる。本当の名は「エミ」。これとは別に、ジュドウの人体錬成によって現れたミイラのようなロザリーも存在する(それが本物のロザリーであるかは不明)。
 
ノイエ・ヒースガルド
錬金術師の自治する街。原作未登場。
- アルモニ・エイゼルシュタイン
 - 声:水樹奈々
 - 錬金術師。ヴィルヘルム・エイゼルシュタインの娘。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 翔べない天使』オリジナルキャラクター。生意気な反面、度胸満点の明るい少女。錬金術に興味があるが父であるヴィルヘルムから錬金術を学ぶことを禁止されている。そのため半ば強引ながらもエドに弟子入りし、交流を深めた。
 - 実は父親であるヴィルヘルムが「賢者の触媒」の研究中の事故(リバウンド)で亡くしてしまった一人娘のセレネを生き返らせようとした結果、セレネの遺体と「賢者の触媒」を代価にして生まれてしまった存在。それ故に体内の「賢者の触媒」の力が尽きると生きていることが出来ない。セレネとしての記憶は無く、自分はセレネの妹だと思っていた。
 
ヴァルドラ
- ソフィ・ベルクマン
 - 声:坂本真綾
 - ヴァルドラの少女。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。左手に謎の印がある14歳の少女。その印の力で度々エドたちの危機を救う事になる。歳の割には強い意志を持っており、強情なエドとぶつかる事もある。幼少の頃から父親のヴィクトールと共に逃亡生活を送っていためか、料理・洗濯・裁縫と、家事全般が得意。ヴィクトールがゼルギウスに殺害された後は、「ヴェルザの復活を阻止する」というヴィクトールの遺言に従い、ヴァルドラを訪れた。そこでエド達と出会う。最初は使命の重さから感情を押し殺していたが、エドたちとの出会いが彼女を変えていく。アルですらリアクションに困るほどの大のネコ好き。EDによって彼女の結末が微妙に変化する。
 - ヴィクトール・ベルクマン
 - 声:石塚運昇
 - 研究者。ソフィの父親。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。有能な研究者である優しい父親。ソフィと共に逃亡生活を送っていたが、ゼルギウスによって殺害された。かつてゼルギウスとは師弟関係だった。
 
ヴェルザの一族
- ヴェルザ
 - かつては「神」と称えられていた魔女。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。「伝説の魔女」と伝えられ、ヴェルザの一族からは「神」と崇められている。光の印を持っており、生前は傷ついたり病んだ人々を癒してきた気高く心優しい女性で、聖母のような存在だった。
 - ゼルギウス
 - 声:中井和哉
 - ヴェルザの一族を束ねる四神官のリーダー。煉獄のゼルギウス。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。左胸に獅子の印を持った炎を操る神官。ソフィの父であるヴィクトールを殺害した張本人。ロイですら手を焼くほどの炎使いであり、ヴァルドラの古城を根城としてヴェルザ復活を企む。使命のためであれば、仲間の死すら厭わない冷酷な性格。
 - ジャニス
 - 声:堀江由衣
 - ヴェルザの一族を束ねる四神官の一人。疾風のジャニス。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。左足の尻に鷲の印を持った風を操る神官。風を操る事で自由自在に空中に浮く事もできる。自身を「一族で一番カワイイ」と称するだけあって可愛らしく、幼いながらも露出度の高い衣装ではあるが、我侭かつ傲慢な性格。一旦怒らせると性格が豹変し、次々と汚い言葉を放つ。リーダーであるゼルギウスに好意を抱いている。
 - レオニード
 - 声:石田彰
 - ヴェルザの一族を束ねる四神官の一人。氷塵のレオニード。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。腹に鮫の印を持った氷を操る神官。美形だが、オカマ口調でナルシストな性格。醜いものを嫌い、相手よりも優位に立ちたく思っている。しかし、仲間意識に関する感情は持ち合わせているようである。
 - ゴドー
 - 声:西凛太朗
 - ヴェルザの一族を束ねる四神官の一人。地裂のゴドー。
 - ゲーム『鋼の錬金術師3 神を継ぐ少女』オリジナルキャラクター。犀の印を持った大地を操る神官。4メートルを超える巨体を持ち、その体格から凄まじい馬鹿力を誇る。だが知能はほとんど持ち合わせておらず、会話すらロクにできない。しかし、どういうわけかジャニスの命令に対しては従順である。
 - ヴェルザの天使
 - ヴェルザの力により生み出された異形の生命体。一見すると翼の生えた人間の姿だが、大きな口だけの顔と鋭利な長い爪を持つ。生きとし生けるものを捕食することを行動原理としており、アメストリス人やヴェルザの一族を問わず、ヴァルドラの人々を大量に喰い殺し、大惨劇を引き起こした。恰幅の良いボリスの腹を引き千切る、グラマラスなヴィーナスの胸を鷲掴みにして貪る・・・と、明らかに肉付きの良い順にヴィーナス隊を襲っていることから、知性を持ち合わせていない本能に従うだけの(言わば、量産型グラトニーとも言うべき)存在と思われる。
 
その他
- バルド
 - 声:石井康嗣
 - 東部過激派「青の団」の一員。
 - 過激派メンバーの釈放のため列車ジャックをし、ハクロ将軍一家を人質にした。左手に安物の機関銃型(仕込みナイフ付き)の機械鎧を付けている。偶然乗り合わせていたエルリック兄弟に負け、駅に到着後に暴れていた所マスタング大佐の攻撃を受けて捕まる。
 - アニメ版では列車ジャック事件が時系列的に過去の話となっている。また原作では1話限りの脇役であったが作中の写真やゲームでのザコボスなど、何かと登場が多い。
 - ルジョン
 - 声:子安武人
 - 医者。
 - アニメオリジナルキャラクター。故郷の村で流行っていた身体が石のように硬化する不治の奇病「化石病[4]」から村を救うために錬金術の研究を続ける。ラストから「赤い石」を貰い、それを治療に使う。ラストに好意を寄せていたが、己の過去を振り切ろうとするラストにより悲劇的な最期を遂げ、その死体は化石病によって硬化した。
 - リビア
 - 声:折笠富美子
 - ルジョンの婚約者。
 - アニメオリジナルキャラクター。2年前に「化石病」にかかったところをルジョンに救われる。化石病のウイルスに冒されたルジョンの死体を見て錯乱し、死体に接触。瞬く間に硬化し即死した。
 - カミラ
 - 声:沢海陽子
 - 錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 翔べない天使』オリジナルキャラクター。残忍な性格で、目的のためには手段を選ばない。永遠の美を得るために賢者の触媒を手に入れようとした。「グレタ・リドル」という名前でヴィルヘルムとネムダの間を暗躍。軍の記録によると、数十年前から軍への協力者、あるいは敵対者として登場していたらしく、ホムンクルスと思わせる描写があった。ゲームノベライズ版ではガンツと相討ちになる。
 - アーレン・グロースター
 - 声:たてかべ和也
 - 考古学者。
 - ゲーム『鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔』オリジナルキャラクター。元冒険家・考古学者の独身の老人。やんちゃな性格でパイプを咥えている。70歳を越えている様な風貌だが、冒険家としての体力・考古学者としての知識は衰えていない。
 - エルマ
 - 声:岡村明美
 - ゲーム『鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔』オリジナルキャラクター。エドに指輪を渡して姿を消した異国の女性。各地でエドに出会うも、すぐにその姿を消してしまう。
 - ファントム
 - ゴーレム。
 - ゲーム『鋼の錬金術師2 赤きエリクシルの悪魔』オリジナルキャラクター。爬虫類のような不気味な怪人。その正体はゴーレムとして生き長らえていたエルマ。
 - ランディ・ローバー
 - 錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲』オリジナルキャラクター。25歳の色黒の男性。貴族出身だが、内乱により貧乏貴族になっている。死にかけた時にリンカーに助けられた経験がある。自身の筋肉を硬化する錬金術が使える。趣味はスポーツとヒップホップ。けっこう大ボケキャラで惚れっぽい。アームストロング少佐と奇妙な友情が生まれている。
 - ケイト・ラム
 - 錬金術師。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲』オリジナルキャラクター。小さい時から人形と遊んできた16歳の少女。リンカーとランディとは友達の仲。錬金術で動く人形が作れる。両親は内乱で亡くなっている。アルの事を「ヨロイ君」と言って慕っている。
 - ダート・ダイムラー
 - 錬金術師。武器商人。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲』オリジナルキャラクター。弱腰の老人。趣味は造った物で人を脅かすこと。元犯罪者であるのか逃亡生活を送っている。
 - ブリストル
 - 合成獣。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 迷走の輪舞曲』オリジナルキャラクター。ダイムラーが練成に失敗して誕生した合成獣。普段はダイムラーのケースの中にいる。最期はアストンの特攻により灰燼に帰す。その後ゲーム「鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲」にも(隠しイベントに出現するものを含め)2体が研究所に出現する。
 - ヴィオラ・アモーレ
 - 機械鎧整備士。
 - ゲーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』オリジナルキャラクター。ヒロインの一人。22歳。気のさっぱりした姉御肌な性格で同じ村の人間からも慕われている。
 - 方不明となった妹・リラの手掛かりを探っている。また、家族を奪われたことから、国家錬金術師を憎んでいる。各地で多発する爆破事件に必ず姿を見せており、爆破事件に関わる組織と接触していた事から、捜査を行うことになったエド達にとっては容疑者となる。エド達が真相を確かめるために直接対面した後、誤解が解けて事件捜査メンバーとして力を貸す事になった。戦闘では爆弾やバズーカを使いこなす。同じ機械鎧整備士であるウィンリィとはすぐに打ち解け、非常に仲良しな親友になった。
 - リュート・D・ザクソフォン
 - 元軍人。錬金術師。探偵。
 - ーム『鋼の錬金術師 想い出の奏鳴曲』オリジナルキャラクター。ヴィオラの妹・リラの恋人。リラを介してファゴットを利用し、ブリストル等の強力な合成獣や合成獣人間を錬成し、実験事故の際には治療と称してリラを合成獣にしてしまった。そしてそれらの罪はファゴットに被せ、自分はレグロタリアでのうのうと探偵業を営み、自らが首謀者である爆破事件の捜査まで行っていた。
 - エド達がファゴットに疑惑をかけると捜査メンバーから脱退。その後、偽の賢者の石を使用した代償として変わり果てた姿でクルス遺跡に現れる。その後、研究所に篭りエド達と決戦を繰り広げるが敗北。ヴィオラを通してリラの最期の告白を聞き届け、ヴィオラに看取られつつ息を引き取った。
 
シン国
- 皇帝
 - シン国の皇帝。
 - 少数民族を50抱える多民族国家の長。皇子24人、皇女19人の父親。現在、皇帝は病床に伏せている。
 
ヤオ族
- リン・ヤオ
 - シン皇帝の第十二子。ヤオ族代表。二代目グリード。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - ランファン(蘭花)
 - ヤオ家に代々仕える家系の娘。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 - フー
 - ヤオ家に代々仕える家系の老人。ランファンの祖父。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 
チャン族
- メイ・チャン
 - シン国の第十七皇女。錬丹術師。
 -  詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
- シャオメイ(小梅)
 - メイのお供。彼女の肩に乗れる程の超小型の雌のパンダ。
 - 詳しくは鋼の錬金術師の主要な登場人物を参照。
 
 
その他
- ミスター・ハン
 - 出入国コーディネーター。
 - リンらがアメストリスに入国する際に協力する。その後はロス少尉の亡命の手引きも行う。
 
その他
- 真理
 - 「真理」と呼ばれる認知外領域に浮かんでいる扉の前に座っている存在。当初は「ただ人の形をした何か」としか表現しようのない透明人間のような風貌をしている。
 - 人や物というより単に存在、或いは概念と言った方が正しい。自らを「世界」「宇宙」「神」「真理」「全」「一」などと呼ばれるモノだと名乗り、またエドを指差し「オレは、おまえだ」とも言っている。ゆえに固有名詞は無く、全事象というべき存在。その辺りから、おそらく入る人毎に姿が変わる(存在自体は同一だが、エドの腕と足を持った「真理」はエドしか会えないなど)と推測される。
 - その役割は、人体錬成などを行い扉の前に来た者に真理を見せ、変わりにその者の身体の一部のどこかを等価交換、通行料と称して「持っていく」。持って行く身体は完全にランダムで、エドは左足(後に自ら右腕も支払う)、イズミは内臓、外伝に登場した錬金術師は両目という風だった。また、一部かと言えば、アルのように全身を持っていく可能性もある(イズミの発言から、その辺りは錬金術師の力量しだいとなる模様)。おまけ漫画ではエドのパンツやヨキの毛髪を持って行ったりする。払った体の比率に応じて、人が未だ知りえない高域の知識を得られる。
 - 真理の解釈が違うアニメ版では登場しない。(ラースのモチーフとなっているようである。)
 - また、「全」や「一」、その他の設定から、クトゥルフ神話における、ヨグ=ソトースとの関連性も指摘されている。
 
- モブ田モブ夫
 - モブとしてたまに出現する。特徴は坊主頭に白いスーツ。
 
劇場版
劇場版の登場人物に関しては、劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者を参照。